2016-06-29 ■ 「諸行無常」ブッタ ブッタは自身の死の訪れを悲しんでいる弟子たちに「人が生まれて死に至るのはこの世の自然な流れの一部なんだよ。何も悲しむ必要はない。」と慰めたと伝えられています。諸行無常とは私たちが生きている世界で何ひとつ変化をしないものはない。と言う意味です。万物はみな斉しく、そして変化するのです。小石に至っても、1000年2000年と時が過ぎれば、変化します。私たちは、大きな流れの中にいて一刻一刻と変化し続けています。日々老化して死を迎えることは自然の流れです。流れに抗えば抗うほど苦しくなります。変化も老化も死も全て受け入れた時に楽になる。